新規ユーザーのコンバージョン率に非常に満足しています。これは、Infobipの力添えがなければなし得ないことでした。 Infobipとの関係は5年以上になり、最先端のテクノロジーによって、ともにより良いコミュニケーションサービスを生み出してきました。今後もこのようなウィンウィンの関係を継続していきたいと思います。
課題
Kakaoの登録プロセスの一環として、新規ユーザーには二段階認証で本人確認を行うことが求められています。 Kakaoは当初、ワンタイムPINコード(OTP)の配信に国内のSMSプロバイダーを利用していました。 しかし、ピンの配信が遅れることやピンが届かないこともありました。
ワンタイムPINコード(OTP)の配信問題は、接続不良や頻発する技術的な問題のために、カカオの新規顧客に悪影響を与えました。そのため、同社は世界的なSMSプロバイダーで、継続的なサービスの質を保証するためにリアルタイムの配信レポートの提供も行っている、信頼できる企業を探すことにしました。
ソリューション
Kakaoは、ワンタイムPINコード(OTP)到達率を改善するため、グローバル展開している高品質メッセージを保証しているInfobipのサービスを導入しました。
これにより同社はAPIをKakaoの既存のプラットフォームに簡単に統合できただけでなく、Infobipが自社で開発・維持管理しているインテリジェント・ルーティングも利用できるようになりました。 インテリジェント・ルーティングにより、配送率の低下に対し、迅速に代替となる高品質なルートを検索して適応することで、高い配送率を実現することができました。
Infobipのソリューションに欠かせないのが、24時間365日のサポート体制と韓国現地の拠点があることです。これにより、Kakaoはトラブルシューティングに関する専用のサービスと技術研修を受けることができました。
成果
導入後すぐにサービスの質が向上しました。 導入段階で、ワンタイムPINコード(OTP)の配信にかかる時間が4時間からわずか10分に短縮されたのです。
それにより、コンバージョン率が90%以上となり、顧客満足度が大幅に向上しました。
Infobipの二段階認証 SMSソリューションは、高品質のメッセージを正確に配信し、専用のサポートネットワークを提供することによって、メッセージの質とサポートというKakaoの主要な課題点を解決することができました。 SMS OTP配信の導入が成功したことを受け、Kakaoはユーザーベースとしてさまざまな取引メッセージや重要な通知を配信するのにSMSを活用することにしました。
Kakao社は、韓国を拠点に無料モバイルインスタントメッセージングアプリのKakaoTalkを展開する企業です。 このプラットフォームは、同地域で4,300万人を超えるアクティブユーザーを抱えており、これはスマートフォン利用者全体の97%に相当します。 世界的に見ると、Kakaoは230カ国で5,000万人以上にインスタントメッセージングサービスを提供しています。 同社は、そのモバイルライフスタイルプラットフォームを通じて、迅速かつシンプルに日々のつながりを向上させる世界的なコミュニケーションサービスを提供することを目標に掲げています。